たしろちさとさんの来館
絵本原画展会期中に来館。来ていただいた時はゴールデンウィーク直後の平日でお客さんもまばらでした。そのため、ゆっくりと会談ができました。写真はその時居合わせた来館者の方と。

たしろちさとさんについて
たしろちさとさんは、あたたかみのある動物たちの絵で知られる絵本作家です。手描きの質感を大切にした画面は、紙の上にぬくもりがそのまま残っているようで、子どもにも大人にも深く愛されています。版を重ねる人気作を持つ一方で、海外でも出版されるなど、その仕事は国境を越えて読者に届いています。最新の作品情報は絵本ナビなどの絵本情報サイトでも紹介されています。
静かな平日の、贅沢な時間
連休の賑わいが去ったあとの絵本館は、一年でもっとも静かな時間を迎えます。新緑が日ごとに濃くなる雑木林、まばらな来館者、ゆっくりと流れる午後 — そんな日に作家ご本人が訪ねてくださることは、絵本館にとって何よりの贈り物でした。
たまたま居合わせた来館者の方も交えて、絵のこと、絵本づくりのこと、安曇野の風景のこと。肩書きを脇に置いた語らいが、喫茶室のテーブルでいつまでも続きました。大きな美術館では決して生まれない、作家と読者の距離の近さ。それこそが、この小さな石積みの美術館がいちばん大切にしてきたものでした。
来館の記録をたどる
絵本館を訪ねてくださった作家の記録は、ほかにもあります。平野レミさんと和田誠さん、北見葉胡さん、高畠純さんの記録もあわせてご覧ください。
記録について:安曇野絵本館はすでに閉館しています。本記事は開館当時の記録をとどめたものです。