高畠純さんの来館

絵本原画展会期中に来館。岐阜のご自宅より奥様と駆けつけてくれた高畠純さん。館長と奥様共々同世代で話が大変弾み、時間の経つのも忘れ、気づいたらテラスは薄暗くなりかけていました。大変愉しい時間を共有できました。

会期中の高畠純絵本原画展の展示室
会期中の高畠純絵本原画展の展示室

ご自身の原画展の会場で

このときの来館は、2013年春から初夏にかけて開催された高畠純 絵本原画展の会期中のことでした。作家ご本人が自作の原画に囲まれた展示室に立つ — それは来館者にとっても、絵本館にとっても特別な光景です。原画の前で交わされるご本人のひとことは、どんな解説パネルよりも雄弁でした。

1973年のデビュー以来、ユーモアあふれる動物たちの絵本を200作以上世に送り出してきた高畠さん(経歴はこちら)。その人柄は作品の世界そのままに、あたたかく、軽やかで、話の尽きない方でした。

テラスの夕暮れ

同世代ということもあり、館長夫妻との話は絵本のことにとどまらず、歩んできた時代のこと、これからの絵本のことへと、とめどなく広がっていきました。北アルプスから吹き下ろす風が心地よいテラスで、お茶のおかわりを重ねながら、気づけば雑木林の影が長く伸び、空が茜色に変わりかけている — 時計を見ることを忘れさせる場所であったことが、絵本館のいちばんの自慢だったかもしれません。

来館の記録をたどる

絵本館を訪ねてくださった作家の記録は、ほかにもあります。平野レミさんと和田誠さんたしろちさとさん北見葉胡さんの記録もあわせてご覧ください。

記録について:安曇野絵本館はすでに閉館しています。本記事は開館当時の記録をとどめたものです。